
| 【そもそもV.G.とは何ぞや?】 | |
こちらにいらしてくださってる方の多くはご存知かもしれませんが、 ご新規の方、最近の作品しかご存知でない方に対して、改めて解説させていただきます。 時は1993年7月。 「現・株式会社テイジイエル」さんの子会社(ソフトハウス)である『戯画』さんより、 PC98用18禁ソフトとして発売された作品が『V.G.(ヴァリアブル・ジオ)』です。※1
![]() 当時ストリートファイターUの大ヒットを幕開けに、格ゲーブームが熱を増してきた頃。 『美少女ウェイトレス達が制服のまま闘い、負けたら脱ぐ』という、 かなりぶっ飛んだ(笑)コンセプトで開発されました。 アクションという分野が決して得意ではないPC98上で、 スタッフさんの努力の末に発売されたこの作品。 現在は「ガオガイガー・ゴーダンナー」などの代表作で名を馳せる、 『木村貴宏』さんの魅力的な原画も相まって、業界に一陣の風を吹かせました。 こちらがVGシリーズの原点であり、 また、戯画さんの処女作でもある記念すべき作品です。 そしてその後VGは90年代後半まで、家庭用移植・PC版続編をはじめ、 OVA・小説などのメディアミックスにまで発展。 私のような固定ファンをガッチリと掴みました。 もっとも、格闘ゲームとしての部分は必ずしも評価が良かったわけではなく、 当時の格ゲー界の雄、カプコンやSNKのゲームと比べられて、 「やはりギャルゲーの域を出ない」のような批評も多かったです。 しかし、1998年に出たプレステ用「ADVANCED V.G.2」では、その格ゲー部分までも見事に昇華し、 前述の2社にすら劣らないほどの好評価を得るに至りました。 こうして、ここまで続いてきたVGシリーズは、この作品をもってピークを迎えたのです。
![]() ・・・ですが! これと同じ年、ある大きな変動をきっかけに、 「VGシリーズ」の歯車は徐々に狂いだしていく事に・・・。 続きは『VGシリーズの凋落と、当サイトの開設理由&活動理念』で。 ※1 少しメーカーさんの説明を。(敬称略、2007/1/13更新) ◆「現・株式会社テイジイエル」にはゲーム事業の部門があり、 それは大きく「TGL」と「戯画」に分かれていた。 (何度か細かな組織改変はされてますが、ユーザーから見るとこの二本柱は変わっていません) ◆TGL側からは「一般向けのPC作品&家庭用移植作品」が発売され、 戯画側からは「PC18禁用」のソフトが発売されていた。 (VGシリーズの家庭用移植の際は、開発スタッフさんの掛け持ちもあり) ◆TGL側のゲーム事業は2001年半ばから一時休止状態となり、 それ以前のような「戯画18禁作品→TGL家庭用作品」という 同社内での移植が行われる事は無くなった。 ◆のち、2003年のショコラを皮切りに、 戯画作品の家庭用移植は「アルケミスト」に委ねられる事となった。 ◆しかし2006年末頃、TGL側がリニューアル始動。 アルケミストが家庭用移植した作品を、さらに全年齢PC版として再発売する事となる。 つまり今後も戯画のヒット作品は、 「戯画18禁PC版→アルケミスト家庭用版→TGL全年齢PC版」という、 なんとも賛否分かれるローテーションが組まれそうな模様。 今後の展開によっては、 VG作品が全年齢として復活する可能性もゼロではないといった所だが・・・ というような状況です。 次項【VGシリーズの凋落と、当サイトの開設理由&活動理念】へ |